ダイエットの失敗談とその理由
ダイエットの失敗談とその理由

ここでは自分がやったダイエットの失敗例を述べます。どれも間違いではないのですが、極端なことをやるとやはり上手くいかなかったです。

食事内容を考えず、よく噛むだけ

自分が『よく噛んで食べる』というのを始めたのは餓狼伝という格闘漫画の影響です。キャラクターの一人がアゴの筋肉を鍛えるため、ワインのコルクをスープのように柔らかくなるまで噛むというシーンがあり、真似して食事をよく噛んで食べるようにしました(コルクにも挑戦しましたが滅茶苦茶不味かったです…)。

よく噛んで食べると腹六~八分くらいの食事量でそこそこの満腹感が得られるので、これは良い!と思いダイエットに活用しました。実際78kgあった体重が4ヶ月くらいで72kgまで落ちたのを覚えています。

それが何故失敗かというと、食事の量は減らしたものの食事の質を上げなかったからなんです。例えば一食の食事をほぼ炭水化物のカップラーメンだけにして、よく噛んで食べるとか。6kg体重を落とす過程で脂肪だけでなく筋肉も落ちてゆき、気付いた頃には極端な猫背になっていました。

この痩せ方は不健康だなぁと感じ、食事の量を戻すともによく噛むことも止めました。しばらくして猫背は治りましたが、体重もリバウンドしました。

夕食について

夕食は寝る3時間前に済ますのがベストです。3時間前が無理なら2時間前でもなんとか間に合う感じです。寝る前だけどお腹空いた~という時は、おかずだけ食べて、コメやイモ・麺・パンなどの炭水化物は二口三口程度にしましょう。

人は寝ている間に筋肉の痛んだ部分を修復します。その際に必要なのは肉や卵の白身・魚といったタンパク質です。日中はそれに加えて炭水化物が必要になります。

車に例えると、炭水化物がガソリン、タンパク質や脂質が車体、みたいな感じです。車は生き物ではないので夜ガソリンを満タンにしても朝もまだガソリンのままです。生き物である人間は、夜ガソリンを入れると身体に吸収されてしまって、朝にまたガソリンを入れないといけないんですね。そして吸収されたガソリン(=炭水化物)は体脂肪に変化して車体を重くしてしまう。

ガソリンは朝と昼間に必要な分だけ入れて、夜は少なめにするよう心がけてください。

太ったままジョギング

ストレッチのページでも書きましたが、太ったまま走って痩せようとして腰や膝を痛めることもよくありました。若い頃から10kg太った状態で走るということは、10kgの『重り』を身に着けて走るということです。当然身体に物凄い負担が掛かります。10kgと言えば2Lのペットボトル5本分ですよ!ダイエットというより無理な修行になっていたんだと思います。

若い頃(もしくは標準体重)から5kg以上増えている場合は、まずは歩いて痩せるようにしましょう。どうしても走りたい場合は歩く速度と同じかそれよりも遅いくらいで、ゆ~っくり足踏みするように走ってください。ゆ~っくりゆ~っくり、です。

MEC食


椎名マキさん著
MEC食というのはおおまかに言うと、Meat(肉)・Egg(卵)・Cheese(チーズ)だけをよく噛んで食べ、他の物は食べないという食事療法です。沖縄の病院の先生が糖尿病患者の体質改善のために発案したとか。自分は古本屋で、MEC食で痩せたという漫画家さんの本をたまたま手に取り、衝撃を受け、すぐさま家に帰って実行しました。

MEC食はタンパク質と動物性脂質を摂り炭水化物は摂りません。『一歩進んだ糖質制限』と本の帯に書いてあった気がします。炭水化物を摂らないと脳が働かなくなるそうなんですが、ケトン体という物質がその代わりをするそうです。ケトン体はタンパク質と動物性脂質を元に内臓が作り出すとのこと。

で、実際にMEC食を試した結果は失敗というより、これは普通に働いたり勉強したりしてる人には向いてないなと思いました。一般の人がちょっと痩せたいという際のやり方ではなく、動く必要がない、もしくは安静にしている必要がある患者さん向けの病院食だと。自分はMEC食を始めたら以下のようになりました。

始めて一週間くらいは寝て起きると腹回りが引き締まっていました。毎朝感動していたのを覚えています。また、吹き出物の跡があった背中の肌がすべすべしてきて嬉しかったです。

一週間過ぎた頃から頭というか脳が窮屈な感じになり、指先にも力が入らず書く字が汚くなり始めました。そして漢字が思い出せない!あとウンチの回数が2日に1回くらいになった反面、便秘がきつくトイレに30分籠らないといけなくなりました。

もちろん買った本にもそうなった時の対処法が載っていて、脳が働かなくなるのは一時的なこと、そのうちケトン体の身体に慣れれば元に戻る、便秘はコーヒーにバターやラード油をちょっと垂らして飲むと排便しやすくなる、水をたくさん飲むように、みたいなことが書いてありました。しかしその通りにやっても体調は好転せず、結局10日でMEC食そのものをギブアップしました。

脳が働かなくなってもおにぎりとか甘い物とかを食べれば、血糖値が上がって1・2分で回復するんです。それを内臓がケトン体を作り出すまでじっと待つ余裕は自分には無かったです。便秘に関してもトイレに30分籠るのは正直時間の無駄でした。

ただ、MEC食のおかげでタンパク質や動物性脂質の大切が学べました。この点については有難かったです。

参考サイト:MEC食の効果と問題点(ちょっと怪しげ?なサイトですが書いてあることは間違ってないと思います)

こんな感じで失敗の中からもコツをつかみ、自分なりの『ゆるーいダイエット』が分かってきました。

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