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PC作業の基本
このページはPCにそんなに詳しくない人向けです。もしくは再生・録音でトラブった場合にご一読下さい。

拡張子の表示
WindowsのPCを手に入れたら、何よりまず拡張子を表示させましょう。

拡張子というのはファイルの後ろにつく「英数字3文字」(例えば.mp3とか)のことです。この拡張子で、そのファイルが画像・音声・映像・文書・その他かどうか見分けることが出来ます。(たまに2文字や4文字もあります。)

表示させるには、スタート→コントロールパネル→デスクトップのカスタマイズ→「フォルダーオプション」
(何でも良いのでフォルダを開いて、整理→「フォルダーと検索のオプション」でもOK)

「表示」タブで「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外してください。これで表示されます。拡張子の表示というのはPCで何か創る際の、基本中の基本です。必ず表示させておきましょう。

音声:.mp3 .wav .ogg .wma など

画像:.jpg .png .bmp .gif  など

動画:.mpg (.mpeg) .mp4 .flv .avi .wmv 等

文書:.txt .pdf .doc (.docx) .xls (.xlsx) など

圧縮:.zip .lzh .rar .7z など

その他
.aup :Audacityのプロジェクトファイル・作業ファイル
.dll:異なるソフトで同じように使える共有プログラム
各ソフトの作業ファイル(保存)は、それぞれ固有の拡張子を持っています。拡張子は無数にあります。

目次
インストール
固まった時は
小技 その1
小技 その2
PC作業の基本
WAV・MP3・OGG
MP3への変換

Windows7の再生・録音設定
Windows7になって、オーディオインターフェースなどの機器を繋いだ時の再生・録音設定が少し複雑になりました。ですので解説してみます。(PCに元々ついている再生・録音機能を使う場合は、この項目は関係ありません)

まず、マニュアルに従ってドライバを入れ、機器をUSBで繋いだら、デスクトップ右下のスピーカーアイコンを右クリックします。(機器を繋いだら、自動的にドライバがインストールされるものもあります。)
まず、「再生デバイス」を開きましょうか。
これは今の自分(小森)のPCの状態です。Creative SB X-Fi という機器が「既定の(再生)デバイス」になっています。これを先ほど取り付けたUAB-80 という機器に変更してみます。

UAB-80 の所をクリックし、「既定値に設定」→OK
(当然ですがCreative SB X-Fi もUAB-80 もただの例えです。自分のPCと置き換えて考えてください)

この時点で新しく取り付けた機器が表示されてない場合は、PCが取り付けた機器を認識してないということです。ドライバが正しいものか確かめたり、USBの差込口を変えたりしてください。なお、オーディオインターフェースのUSBは、USBハブには繋がず、PCに直付けして下さい。

ジャックにプラグを差し込まないと「準備完了」にならない場合があります。アイコンはあるが、色が灰色の場合はスピーカー(ヘッドフォン)のプラグを差し込んでください。
これでUAB-80 に繋いだスピーカーから音が出るようになります。
「録音」の方も同じく既定のデバイスを変更してください。
再生に関しては、スピーカーやヘッドフォンを繋いで何か音楽でも流せば、音が聴こえるかどうか分かると思います。

録音に関しては、いきなりAudacityを使うのではなく、初めはWindows標準のサウンドレコーダーを使って下さい。スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→「サウンド レコーダー」

サウンドレコーダーでちゃんと録音できたら、Audacityを起動しましょう。



再生した音が何か変だな?と感じたら、既定のデバイスのプロパティを開いてみて下さい。「音の明瞭化」タブで何らかのエフェクトが掛かっていたら外してみるのも手です。(この辺は自分の耳のお好みで)

録音した音が変な場合も、プロパティで設定を確認すると解決できることがあります。
例えば、マイクブーストが掛かっていたり、(入力)レベルの値が高すぎたりすると、録音した音声にブーンというマイクノイズが入ったり、音割れしたりします。

Audacityの録音が上手く行かない場合、自分の経験ではAudacity側ではなくWindows側の設定にズレがあることが多いです。問題が起きた時は、上記のことを再確認して下さい。


少し話が逸れますが、skypeなどと他のソフトを併用している時に、突然他ソフト側の音が小さくなって困る時は、「通信」タブで「何もしない」を選んでください。Vista以降?に新しく付いた機能みたいです。

その他、音が急におかしくなった時
スピーカーやヘッドフォンのコードを延長している場合は、コードを疑ってみるのも手です。自分は以前、100円ショップで買ったコードを使っていたことがあるのですが、ある日、急に低音がでなくなって焦りました。コードは高価でなくても良いので、普通のメーカー品を使いましょう。

Audacityでの再生・録音
ここまで来ればAudacityでの再生・録音設定は簡単です。Windowsで「既定のデバイス」に設定したものと同じ機器を、Audacity側で指定するだけです。ちなみに、機器を繋ぐ時にはAudacityは閉じてください。開いたままで繋ぐと、正しく認識されません。繋いだ後にAudacityを起動してください。

これはミキサーツールバーです。左が再生ボリューム、右が入力ボリューム。

再生ボリュームはAudacity上で音を再生する際のボリュームです。書き出した音のボリュームとは関係ありません
入力ボリュームは、その名の通り録音する際の音の大きさです。入力ボリュームが大きいと、小さい音でも大きく録音することができます。(ただしノイズも入りやすくなります。)

Meter Toolbar
←音割れ
これはメーターツールバー。再生や録音の音の大きさを監視しています。右端を振り切って赤い線が出たら「音割れしている」という意味です。録音の際は入力ボリューム(↑のミキサーツールバー)の目安にして下さい。音割れするよりも少し下げるくらいがちょうど良い値です。

(c) Taira Komori 制作/著作 小森平