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エフェクトに関してはこちらで音付きで解説しています

このメニューの項目は音声を選択した時のみ適用される。 Audacityはいかなるリアルタイムエフェクト(録音・再生と同時に効果を付けること)も持ち合わせていない; それゆえ順序としては、音声を選択し、効果を適用して、最後にその結果を聞かなければならない。
ほとんどの効果には「プレビュー」ボタンが付いている。このボタンを押せば三秒間再生し、 効果が適用された後の音を聴くことができる。このボタンは効果のパラメータの適切な調整に役立つ。

(最後に行なった効果を)繰り返す - これを選択するということは、 同じ設定での一番最後に適用した効果、へのショートカットを選ぶということである。 このやり方は一つのファイルのいくつもの違う部分にまったく同じ効果をすぐに適用する、という点で便利である。
FFT フィルタ - イコライゼーションと似ており、(高音から低音までの)任意の周波数を強めたり弱めたりする。 ここでのカーブは周波数に対し、ライナースケール(直線で変化する比率)を用いている。

Nyquist プロンプト - 上級者向け。強力な関数型言語を使って、任意の変換を表現することができる。 詳しい情報に関してはAudacityウェブサイトのNyquist の項を見るように。

イコライゼーション - (高音から低音までの)任意の周波数を強めたり弱めたりする。たくさんの異なるカーブから選ぶことができる。 それらは音の音質を変えるために、いくつかの有名なレコード会社によって作られたカーブである。また自分でカーブを描くこともできる。
(訳注:イコライズは均一化する、という意味。ここでは音の音質を選択範囲で均一に変化させる、つまり“音質を変える”ということを指している。 具体的にはグラフの縦が音の強弱。0dBを中心に音を大きくするか小さくするか。グラフの横は低音〜高音。左の30Hz側が低音で、右の10000Hz側 が高音である。 だから「acoustic」カーブを読み込んだ場合、高音と低音の部分が抑えられるし、「AES」カーブでは低音側から大きくなって、高音側の音が小さく なる。 実際にやればすぐわかるのでいろいろ試してみること。)

テンポの変更 - ピッチ(音程)を変えずに音のテンポ(速さ)を変える。 これは選択範囲の長さを変えるだろう。

エコー - (音の)減衰を使って選択範囲をリピートさせる、非常に単純な効果。“こだま”が連続しているように聴こえる。 この効果は選択範囲の長さを変える訳ではないので、あらかじめ(製作メニューの)無音を使っ て、 トラックの後ろに無音部分を付け加えておいたほうが良いかもしれない。

ノイズの除去 - 録音した音から雑音を除く。 最初に、ノイズしか入っていない無音部分があったらその部分をほんの少し選択し、 「ノイズの除去」の「ノイズプロファイルの取得」ボタンをクリックする。 その後、「ノイズの除去」を掛けたい全ての音声範囲を再び選択し、「ノイズの除去」ボタンをクリックする。 ノイズ除去分の大小をスライダーを使って実験することができる。 通常、ノイズ除去を用いると音が少し歪んでしまう。それゆえ音声信号のほうがノイズより遥かに大きい時に、 この機能は最大の威力を発揮する。

ピッチの変更 - テンポを変えずに選択された音声のピッチ/周波数を変える。 設定を開いた時、始めに現れる周波数はAudacityが推定した、選択範囲の最も最適な値として設定されている。 この機能は背景ノイズを発生させないので、歌や楽器演奏の録音の際に活躍する。 ピッチの変更は、音符・半音(半階)・周波数・変更率の、四つの異なる方法のうちの一つで指定する。

フェードアウト - 選択範囲の音を直線カーブで小さくする。

フェードイン - 選択範囲の音を直線カーブで大きくする。

フェーザー - "Phaser" (フェーザー)という名前は "Phase Shifter"(局面・位相を変化させること)から来ている。元の信号とフェーズを変えた信号を結合させる働きをするのが由来だ。 フェーズが移動された信号の動きは低周波オシレータ(LFO)を使うことでコントロールされる。(訳注:オシレータというのは電気用語で振動を 発する機器のこと。転じてこの場合は音を揺り動かすことをいう。この効果を適用させると音がまるで波に乗っているようにグニャグニャ揺れ動く。 LFOの各項目でその波を調節する。)

スピードの変更 - リサンプリングにより音声の速度を変える。速度を上げると音程も高くなる。逆もまた然り。 この効果は選択範囲の長さを変える。

ポップ音とクリック音の除去 - 訳注:本文に記載が無いので代わりに。 ポップ音というのは、強い息がマイクに当たって発生する「ボコッ」というノイズ、機器の電源ON時に発生する「ボン」といったポップノイズのこと。 クリック音は、アナログレコードの傷や、機器のスイッチON/OFF時などに発生する「プチッ」、「パチッ」といったクリックノイズを指す。 閾値の選択でノイズに対する感度を調整し、パルス幅で除去するノイズの音の大きさを決める。上下両方のバーを動かして、 元音が歪まない程度の適切なポイントを探ること。

リピート - 選択範囲を任意の回数分、連続させる。 この操作は非常に早く、またディスクスペースの節約に有効なため、無限(に近い)ループを作るのに実用される。

ワウワウ(Wahwah) - ワウワウと聴こえる音を作るために、変動するバンドパス(帯域制限)フィルターを使う。 低周波オシレータ(LFO)は周波数スペクトルの全体にわたりフィルターの動きを調節する。ステレオ音の選択範囲が指定された時、 この効果は左と右の位相を調節する。それは左右のスピーカーを(音が)行ったり来たりするように聴こえさせるためである。

圧縮 - 選択範囲のダイナミックレンジ(音のレベル差)を圧縮する。その結果、聴きやすいな部分の音量はそのまま同じ状態で、 聴きづらい、うるさい部分は少しソフトになる。これにより録音後、選択的に正規化(下記)することができ、 (圧縮した部分の)全体が、より聞き取りやすい音量になる。

上下を反転 - 波形を垂直に反転する。波形を垂直に反転する。アナログ領域における位相反転と同じこと。

正規化 - DCオフセット(そのトラックの垂直変移)の修正、[と同時に/もしくは]最大幅が固定値-3dBの増幅を行う。 これは音の合成の前にすべてのトラックを正常化するのに良く使われる。もし、たくさんのトラックを使うなら、それらのトラックの ゲインスライダーを少し下げて(この効果を)使う必要があるだろう。(訳注:良く分からない場合は“DCオフセット”で検索を)

前後を反転 - 選択された音声を時間的に反転する。; この効果が適用された後は、音声の最後が最初に、最初が最後に聴こえるようになるだろう。

増幅 - 選択された音声の音量を変える。 「クリッピング許可」のチェックボックスにチェックを入れると、増幅しすぎた場合、 音声が波形の(縦)幅を超えてしまい、音割れ(音歪み)させてしまう。 この効果を開いた時の初期設定で増幅すると、(チェックボックスのチェックが外れているので) 選択範囲の最も音が大きい部分が音歪みせずに最大音量になる。

低域の強調 - その音声の低域周波数を強調する。

プラグイン 1 to 15 ...その他。これらのサブメニューは、Audacityによって読み込まれた VST・Ladspa・Nyquistプラグインを含んでいる。不十分に記述されたプラグインにより、 Audacityが突然停止する可能性がある。そのためプラグインを使う前には、常にプロジェクトを保存するように。 (訳注:このプラグインの数は使用者によってそれぞれ。)

(c) Taira Komori 制作/著作 小森平