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ディレイ(Delay)
目次
エフェクト基本とdB
Filter Curve
グラフィックEQ 1
その2 その3
エコー
クリックノイズの除去
コンプレッサー
ディストーション1
  
ノイズの低減
ノーマライズ
フェイザー
フェードアウト&イン
リバーブ
ワウ(Wahwah)
伸縮:Paulストレッチ
伸縮:連続的伸縮
低域・高域
修復
前後を反転
増幅
変更:テンポの変更
変更:ピッチの変更
変更:速度の変更
無音の切り詰め
繰り返し
自動ダッキング
クリッピングの修復
クロスフェード:
クリップ
クロスフェード:
トラック
スタジオ
フェードアウト
ディレイ
トレモロ
ノッチフィルター
ハイパスフィルター
リミッター
ローパスフィルター
高度なフェード
無音部分の作り方
ディレイ(Delay:遅らせる、延ばす、という意味)は音にエコーを掛ける効果です。

Audacityにはその名の通りエコーという同じようなエフェクトがありますが、こちらの方が色んなことができます。
本当に単純にエコーだけ掛けたいなら、エコーが分かりやすいです。

ディレイの種類 は音が遅れる間隔の種類を選べます。


『通常』 は普通に等間隔でエコーします。

『ボールバウンド』 はボールが跳ねるように、つまり始めはゆっくりで後はどんどん速くなります。

『逆ボールバウンド』 は上の逆で、始めが早く後がゆっくりになります。

繰り返しごとのディレイレベル(dB) というのは、エコーするにつれ減っていく音の量の割合のことです。-30dB〜1dBまで選択できます。dB(デシベル)は-6dBだと1/2、-12dBだと1/4なので、
-6.0dB

音が1/2づつ減ってゆく
-12.0dB

音が1/4づつ減ってゆく
1.0dB(音量注意)

+1なので増えてます。
0だと同じ大きさの音が鳴り続けます。
dB(デシベル)についてはこちらも参考に

ディレイ時間 (秒) というのは、エコーする間隔の時間のことです。元音の長さに合わせて調整して下さい。
このサンプル音の元音の長さが約0.7秒なのに対し、間隔を狭くする場合
0.30
間隔を広げる場合
0.80

ピッチ変更効果 と 繰り返しごとのピッチ変更(半音)
ピッチ変更効果とはピッチ(音程)を変える、つまりエコーしながら音を上下させる設定です。

元音
ピッチ/テンポ
(音質そのまま)
低品質ピッチシフト
(音質が低下してゆく)
ちょっと遊び
ピッチを上げる
(スライダーを右に)
ピッチを下げる
(スライダーを左に)

・低品質ピッチシフト は、わざと音を汚して面白くする効果を狙っています。
・値は1.00で半音、2.00で全音。半音と全音については↓。ピアノの鍵盤で考えるとすぐわかります。http://www.kyoto-be.ne.jp/n-center/onepoint/ongaku/hannonn/hannonn.html

繰り返し回数 はエコーする回数です。30回までエコーさせられます。

余韻の分だけ音声時間を伸ばす はこのエフェクトで音が延びるのを許すか、という設定です。『いいえ』だとエコーを掛けても音の長さが元音のままになります。
・・・・・・・
このエフェクトの設定を工夫すれば、ライトサーバー風のヴゥオン!という音が作れます。作り方はこちら

(c) Taira Komori 制作/著作 小森平