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リバーブ
目次
エフェクト基本とdB
Filter Curve
グラフィックEQ 1
その2 その3
エコー
クリックノイズの除去
コンプレッサー
ディストーション1
  
ノイズの低減
ノーマライズ
フェイザー
フェードアウト&イン
リバーブ
ワウ(Wahwah)
伸縮:Paulストレッチ
伸縮:連続的伸縮
低域・高域
修復
前後を反転
増幅
変更:テンポの変更
変更:ピッチの変更
変更:速度の変更
無音の切り詰め
繰り返し
自動ダッキング
クリッピングの修復
クロスフェード:
クリップ
クロスフェード:
トラック
スタジオ
フェードアウト
ディレイ
トレモロ
ノッチフィルター
ハイパスフィルター
リミッター
ローパスフィルター
高度なフェード
無音部分の作り方



リバーブ(Reverb)は音を建物や洞窟の中に居るみたいに響かせるエフェクトです。

便利な点は、一度設定した値をユーザー設定で保存できること。読み込めば、またその値がすぐに使えます。また出荷時プリセットも9つあります。
管理→『出荷時プリセット』

初めはいろんなプリセットを読み込んでみて、音がどう変わるが試してみるといいと思います。

読み込んだら『プレビュー』でエフェクトを掛けた場合の試聴ができます。

ブライト:高音を響かせ、低音を抑える
ダーク:低音を響かせ、高音を抑える


プリセットの保存
数値を色々変えてみて、気に入ったものになったら保存して、次回に同じ設定を呼び出すことができます。例えば、とても狭い部屋のつもりで「トイレ」と名付ける

ユーザープリセットから選択可能。いくつでも登録できます。消したい時は「プリセットの消去」で。

各項目の設定
サンプル音(時計の針)

ルームサイズ (%)
 部屋・空間の広さです。値が小さければ狭い空 間(部屋)での反響、高ければ広い空間(ホール)での反響になります。
0
50
100
プリディレイ (ms)
 反響が始まる時間のこと。0の場合は元音と同時に反響し、値が上がれば少し遅れて反響します。ms とはミリセコンド、つまり1/1000秒のことです。設定値の最大は200msなので、最大で0.2秒遅れになります。
0
15
50
200
ガムの名前
0
50
100
200
ルームサイズとプリディレイ
空間を広げるにはルームサイズの値を上げれば良いのですが、プリディレイで反響を少し遅らせることによって、『壁』の音の反射を表現することが出来ます。

残響 (%)
 反響する際の音の長さの割合です。値が高くなれば、音の響きの長さが長くなります。
0
50
100
ダンピング (dB):
 ダンピングとは、ここでは減衰とか抵抗とかいう意味です。ダンピングが0だと減衰が0なのでそのまま長く反響します。逆に値が多いと抵抗が増えるので、反響が尻すぼみになります。自分の望む音にあわせて値を決めて下さい。
0
50
100
残響とダンピングの違い
残響の値を減らすと、反響する音の長さそのものが短くなります。ダンピングは音を短くするのではなく、フェードアウトするような感じです。

トーンLow (%)
 低音部分の響きの割合。100%でそのまま響かせる。値が下がるにつれて低音が抑えられます。
100
0
トーンHigh (%)
 高音部分の響きの割合。100%でそのまま響かせる。値が下がるにつれて高音が抑えられます。
100
0

ウェットゲイン (dB)
 このエフェクトで付け加えた反響音そのものの音の大きさ。ウェット(=濡れている)は、音楽系のソフトの専門用語で『エフェクトが効いている』という意味に使われます。
-20
-10
0
10
ドライゲイン (dB)
 上の逆でドライ(=乾いている)。エフェクトが効いていない。ここでは元音の大きさを指します。なのでドライゲインの値が低いと、反響音のほうが大きく響いて聴こえます。
-20
-10
0
10
下に『ウェットのみ』というチェックボックスがあります。これにチェックをいれると、元音が完全に消され、反響音のみになります。


ステレオ幅 (%)
 この設定値は元音がステレオ音の時にのみ作用します。0の時は右と左の音がそれぞれ独立して反響します。値が上がると左右が組み合わさる、何というか音に奥行きができます。ジョイントステレオみたいな感じです。サンプル音を聴いて判断してください。
センターボーカルが入っているような音(楽曲)に反響を付ける場合は、この値は高いほうが良いと思います。
0
50
100

説明は以上です。最後に一つだけ。元音の最後の無音部分はある程度長めにしておいて下さい。でないと残響がブツリと切れてしまいます。
参考:無音部分の作り方
 変換後→ 

(c) Taira Komori 制作/著作 小森平